受験について

ファイナンシャルプランニング技能検定試験の受験に必要なものは、ここでわかります!

受験前の準備

難易度 ・ 合格率

難易度について他の資格と比較した場合、2級・3級ともに同級の簿記検定レベルの難易度で国家試験の中では比較的易しいものになります。
しかし、実際のところ手ごたえは受験者によって多少差があるので、これらの難易度はあくまで目安と考えてください。
合格率については、3級は約70%、2級は約30%の受験者が合格しています。

出題範囲

ファイナンシャルプランニング技能検定は、筆記試験が6つの分野と実技が1つの分野から出題されます。

■筆記試験 
1.ライフプランニングと資金計画
2.リスク管理
3.金融資産運用
4.タックスプランニング
5.不動産
6.相続・事業承継

■実技試験
資産設計提案業務

出題範囲は広いですが、基礎的な用語や意味をしっかりと理解していれば、どれも難しくない問題ばかりです。

出題形式

ファイナンシャルプランニング技能検定で筆記試験については、60問の問題が出題されます。すべて問題は選択肢から1つを選ぶ、
マークシート形式となっています。

また、実技試験については各級内容が異なります。まず、3級ですが筆記試験と同じくマークシート方式で出題数は20問になります。
2級については、記述式の筆記試験で出題数は40問になります。

合格条件

ファイナンシャルプランニング技能検定に合格するには、以下の条件を満たす必要があります。

・3級の合格基準ですが筆記試験は36点以上(60点満点中)獲得、実技については60点以上(100点満点中)を取得していること。
・2級の合格基準ですが筆記試験は60点以上(100点満点中)獲得、実技については60点以上(100点満点中)を取得していること。

一番理想的なのは全項目しっかりと内容を把握することです。
そのためにも、勉強する場合は「苦手項目を作らない」ようにすることが大事です。
このアプリでしっかりとトレーニングしましょう!

いざ受験!

受験場所

ファイナンシャル・プランニング技能検定試験の開催場所については47都道府県にて実施。各試験会場は決定後、日本FP協会のHPにて公示されます。
日程については、毎年度ごと5月下旬、9月中旬、1月下旬に行われています。

申込方法

願書については毎年各試験日程の3ヶ月前に日本FP協会、全国契約書店、認定教育機関等にて入手が可能です。
受験者各自で請求のうえ、願書受付期間(受験日程の2ヶ月前から1ヶ月前)に手続を行う必要があります。
また、同じ期間内でインターネット・携帯電話からの受付も行っています。
受験手数料としては3級の場合は筆記・実技ともに各3,000円(非課税)が、2級については筆記4,200円(非課税)、実技4,500円(非課税)が必要になります。

受験方式(マークシート ・ 記述方式)

FP技能検定試験は、マークシート方式の筆記試験と選択記述式の実技試験で行われます。
また、計算問題については電卓(下記の内容に該当するもの1台)を使用して計算することが可能です。
その他受験時、必要な筆記用具(HB以上の濃い黒鉛筆、消しゴム)以外はすべて鞄に仕舞う必要があります。

■計算機について
1. 電源内蔵のもの
2. 演算機能のみを有するもの

使用可・・・√、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、定数計算機能、
メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキー

使用不可・・・関数計算機能〔Σ(シグマ)、log等〕、複利計算・ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、
プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するもの

3. 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの
4. 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの

※ 持ち込んだ計算機が使用禁止に該当する場合、計算機をしまっていただくなど、試験監督者が使用不可の措置を取ることがあります。
   持参する計算機の機能につきましては、十分にご注意ください。また、試験会場での計算機の貸出しは、一切行いません。

合格発表

各試験終了日から一定期間、日本FP協会のHPにて発表を行います。
また、合格証書の発行には、以下の1~4のパターンがあります。

1.両試験を受検して、同時に合格した場合
2.受検申請時に一部合格した実技試験を免除申請した上で、学科試験を受検して合格した場合
3.受検申請時に学科試験を免除申請した上で、実技試験を受検して合格した場合
4.学科試験の一部合格証と実技試験の一部合格証を指定試験機関に提出した場合 →(学科試験と実技試験両方の免除申請)

通常はパターン1~3のように、学科試験と実技試験の両試験を合格した場合に結果通知発送時に合格証書が送付され、2級・3級FP技能検定の合格となります。
しかし、学科試験と実技試験をそれぞれ一部合格しても、受検申請時に免除申請を行わなかった場合には2級・3級FP技能検定の合格証書は発行されません
ので、パターン4のように学科試験と実技試験両方の免除申請が別途必要です。

合格のために

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